犬にチョコレートを与えてはダメな理由

犬にチョコレートを与えてはダメということをほとんどの愛犬家の方はご存じたと思います。では、どうしてダメなのでしょうか。

 

人間にとってチョコレートは甘くておいしいものですが、犬には中毒を起こしてしまうもの。この原因はテオブロミンという成分によるもので、チョコレートの他ココアやそれらの加工品に多く含まれます。

 

チョコレート中毒の症状は?

このテオブロミンを犬が摂取すると、大脳や呼吸器、心臓、筋肉を異常に興奮させ下痢、嘔吐、発熱、、神経障害、多尿、口渇、ふらつき、腹痛、痙攣などといった症状を引き起こします。最悪の場合命を落としてしまうこともあります。

 

チョコレートを食べたらすぐに症状が出るというよりは、数時間(最長12~3時間程度)経ってから現れるので少量でも愛犬が食べてしまった場合は、一定の時間様子を見るようにしてあげてください。

 

チョコレートの致死量は?

中毒症状があられるテオブロミン摂取量は体重1kgあたり50~100mg、致死量は250~500mgと言われています。量に差があるのは体の大きさに比例するとされています。

 

ただ、チョコレートに含まれるテオブロミンの量はメーカーによってばらばらでパッケージにも表示されていないので「チョコをどれくらい食べたら危険か」とはっきり言うことはできません。

 

とはいってもどれくらいか知りたいという飼い主さんも多いと思いますので目安の量だけ書いておきます。下の量は致死量ではなく症状が現れる危険量になります。

 

5kgの小型犬・・・ミルクチョコレート1枚(60gの板チョコ)
20kgの大型犬・・・ミルクチョコレート6枚(60gの板チョコ)

 

ダークチョコレートになるとテオブロミンの含有量が増えますので危険量は少なくなります。対してホワイトチョコレートにはテオブロミンの含有量が少ないため、中毒を起こすことは少ないとされています。

 

テオブロミンは摂取量に関犬なく少量でも症状を起こすことがあるので、愛犬が誤飲した場合はすぐに吐かせるなどの対応をとってください。食べてから時間がたってしまった場合には様子を見守り、念のため獣医に相談することをお勧めします。