フィラリアは予防可能な病気です

犬のフィラリア症とは、フィラリアという寄生虫が蚊を感染経路として犬の心臓に寄生し循環器障害、呼吸障害を起こす病気のことです。主な症状は、咳、息切れ、腹水、むくみなどがあります。

 

咳や息切れは初期症状としてあらわれるものですので、夏の蚊が多い時期に愛犬が咳を繰り返すときはフィラリアを疑ってください。

 

フィラリアの原因を断つのは難しいですが、感染幼虫をもった蚊に刺されても感染しないように予防することは可能ですので、飼い主さんはしっかりと対応してあげてください。今はフィラリアは100%予防できるとまで言われています。もし、犬がフィラリアにかかった場合は飼い主さんの責任と言われても過言ではありません。

 

予防には、注射と投薬があります。どちらにもメリットデメリットありますので、かかりつけの獣医と相談しながら決めていきましょう。なお、蚊取り線香を焚いていても感染幼虫をもっている蚊に刺されてしまったら感染してしまうので完全に予防することはできません。

 

身体をなめる回数が増えたら皮膚病チェック

普段、愛犬が身体をかいたりなめたりすることがあると思いますが、 その回数が増えたとき飼い主さんは注意してあげてください。 見た目は毛におおわれて気づきにくいかもしれませんが、 何らかの皮膚病を起こしているかもしれません。

 

犬の皮膚炎には、細菌性皮膚炎、真菌性皮膚炎、ノミによるかゆみ、 アレルギー性皮膚炎、接触性皮膚炎などたくさんの種類があります。

 

ワンちゃんに皮膚の異常を見つけたら、それ以前に何か環境の変化がなかったか思い出してください。 例えば、アレルギー性皮膚炎ならドッグフード、接触性皮膚炎ならシャンプーを変えたりすることで症状が出ることがあります。

 

真菌性の皮膚炎については、健康な犬の場合発症することは少ないので、普段からビタミンC、オメガ3脂肪酸など免疫力を低下させない食事を与えるようにすると良いでしょう。

 

ワンちゃんに変わった様子がなくても、ブラッシングの際に皮膚病チェックを一緒にしてあげると安心です。

 

犬の嘔吐を見逃すな

シェパード

 

室内で飼っていれば見つけやすい犬の「嘔吐」ですが、屋外で飼育している場合は意外と見落としがちになります。嘔吐は、様々な病気のサインになりますので、長生きさせたいのであれば犬の行動範囲も定期的にチェックしておくことが大切です。

 

犬の嘔吐の主な原因

「嘔吐したからこの病気だ」とはっきりと言えるものではありませんが、可能性が考えられる病気がいくつか存在します。

 

嘔吐の主な原因としてまず考えられるのが消化器官である胃や胃に近い小腸の異常。直前に変なものを食べてしまったり、いつもより多い食事の量で嘔吐することもありますが、思い当たるものがなければ慢性的に胃腸が弱っているかもしれません。

 

また、胃捻転が原因で起こる嘔吐もあります。胃捻転とは一度にガツガツ食事をとることで腫れあがった胃がねじれてしまう病気のこと。主にシェパードやドーベルマンなどの大型犬に多い傾向にあります。命にかかわることもあるので、食事はゆっくりと食べさせるようにしましょう。

 

その他、肝臓や脾臓など消化器系ではない臓器の機能低下により嘔吐することもあります。原因不明の嘔吐が続くようであれば速やかに獣医に診てもらうようにしましょう。