おしっこを我慢させてはダメ

 

おしっこがしたくて1日何度も散歩を要求するワンちゃんに「さっき言ったばかりだからダメ」と我慢させていませんか?犬は自分の住処の近くにはおしっこをしたがりません。

 

犬の頻尿で考えられる病気には、膀胱炎、糖尿病、尿路結石、慢性腎不全などがあります。この中でも特に膀胱炎にかかる犬は少なくありません。膀胱炎はオスよりもメスがかかりやすく、犬種別ではトイプードル、ミニチュアシュナウザー、ミニチュアダックスフンド、シーズーがなりやすいといわれています。

 

膀胱炎になると尿が尿管に詰まり、腎臓を経て膀胱がぱんぱんに膨らみワンちゃんはひどい苦しみを味わうことになります。散歩を要求する理由は必ずしも膀胱炎であるわけではありませんが、必要以上に吠えたりする場合には膀胱炎も疑うようにしてください。

 

食欲不振、水をたくさん飲む、尿が濃く匂いが強いなどは、膀胱炎を起こしているときに見られるその他の症状です。あてはまるものがあれば、一度診察することをお勧めします。

 

心臓病には食事療法が欠かせない

心臓病があるワンちゃんにとって塩分の多い食事はとても負担になります。食いつきが良いからと今まで与えていたドッグフードを与え続けるのは危険です。

 

病院でお勧めされる心臓病用のフードを与えてもいいですし、手作りフードを与えている飼い主さんも多くいます。しかし、手作りフードは栄養計算が大変なので、時間やお金に余裕がない場合はあまりお勧めできません。

 

運動についてはワンちゃんの症状によって変わってきますので、どれくらいのレベルのものが可能なのか医師に確認しておいてください。

 

運動量が少なく肥満になると、さらに心臓に負担がかかります。運動嫌いのワンちゃんの場合は、低カロリーのドッグフードでも肥満を予防することが可能なので 試してみてください。

 

参照:犬の心臓病とドッグフード

 

膝蓋骨脱臼は予防可能

犬の膝蓋骨脱臼は、生活環境の改善で予防することができます。特に膝蓋骨脱臼にかかりやすいとされるチワワ、ポメラニアン、トイプードルなどの飼い主さんは注意してあげてください。

 

家の中はフローリングではありませんか?
小型犬に負担のかかる段差はありませんか?
家具の角がとびだしていませんか?

 

フローリングには、じゅうたんを引いてあげることをおすすめします。毛が長いものだと爪に引っかかってしまうことがあるので適度な長さの藻を選んでください。

 

段差で気を付けたいのが玄関とソファー。今は元気に飛び降りていても一度膝蓋骨脱臼を起こすと一気に負担が大きくなります。犬用のスロープなどを使うと安心です。また、家具のでっぱりなどがあるとそれにあたって転倒することも考えられます。できるだけ家具を減らし部屋を片付けておくといいでしょう。

 

ドッグフードについては、軟骨の摩擦を抑制する働きがあるグルコサミン、コンドロイチンが配合されているものがおすすめです。

 

下痢は病気のサインかも

どんなワンちゃんでもたまに下痢をすることがあります。 これは、ただ単にお腹の調子が悪いというだけではなく何らかの病気のサインであることも多いので、その後の経過をしっかりと見守ってあげてください。

 

犬の下痢の原因として考えられるのは、 ウィルスや寄生虫、内臓疾患、食中毒など様々。 1度で回復するなら問題有りませんが、 何日も続くようであれば獣医に相談しましょう。

 

下痢は放っておくと消化器官に負担がかかり栄養失調を起こすことがあります。 胃腸炎や大腸炎を起こすことも。悪化すると死に至ることもあります。

 

また、下痢が続くと体内の水分が減り脱水症状を起こしてしまうのでこまめに水を与えるようにしてください。特に小型犬ほど下痢による体の負担が大きいといわれています。

 

フィラリアは予防可能な病気です

犬のフィラリア症とは、フィラリアという寄生虫が蚊を感染経路として犬の心臓に寄生し循環器障害、呼吸障害を起こす病気のことです。主な症状は、咳、息切れ、腹水、むくみなどがあります。

 

咳や息切れは初期症状としてあらわれるものですので、夏の蚊が多い時期に愛犬が咳を繰り返すときはフィラリアを疑ってください。

 

フィラリアの原因を断つのは難しいですが、感染幼虫をもった蚊に刺されても感染しないように予防することは可能ですので、飼い主さんはしっかりと対応してあげてください。今はフィラリアは100%予防できるとまで言われています。もし、犬がフィラリアにかかった場合は飼い主さんの責任と言われても過言ではありません。

 

予防には、注射と投薬があります。どちらにもメリットデメリットありますので、かかりつけの獣医と相談しながら決めていきましょう。なお、蚊取り線香を焚いていても感染幼虫をもっている蚊に刺されてしまったら感染してしまうので完全に予防することはできません。