膝蓋骨脱臼は予防可能

犬の膝蓋骨脱臼は、生活環境の改善で予防することができます。特に膝蓋骨脱臼にかかりやすいとされるチワワ、ポメラニアン、トイプードルなどの飼い主さんは注意してあげてください。

 

家の中はフローリングではありませんか?
小型犬に負担のかかる段差はありませんか?
家具の角がとびだしていませんか?

 

フローリングには、じゅうたんを引いてあげることをおすすめします。毛が長いものだと爪に引っかかってしまうことがあるので適度な長さの藻を選んでください。

 

段差で気を付けたいのが玄関とソファー。今は元気に飛び降りていても一度膝蓋骨脱臼を起こすと一気に負担が大きくなります。犬用のスロープなどを使うと安心です。また、家具のでっぱりなどがあるとそれにあたって転倒することも考えられます。できるだけ家具を減らし部屋を片付けておくといいでしょう。

 

ドッグフードについては、軟骨の摩擦を抑制する働きがあるグルコサミン、コンドロイチンが配合されているものがおすすめです。

 

下痢は病気のサインかも

どんなワンちゃんでもたまに下痢をすることがあります。 これは、ただ単にお腹の調子が悪いというだけではなく何らかの病気のサインであることも多いので、その後の経過をしっかりと見守ってあげてください。

 

犬の下痢の原因として考えられるのは、 ウィルスや寄生虫、内臓疾患、食中毒など様々。 1度で回復するなら問題有りませんが、 何日も続くようであれば獣医に相談しましょう。

 

下痢は放っておくと消化器官に負担がかかり栄養失調を起こすことがあります。 胃腸炎や大腸炎を起こすことも。悪化すると死に至ることもあります。

 

また、下痢が続くと体内の水分が減り脱水症状を起こしてしまうのでこまめに水を与えるようにしてください。特に小型犬ほど下痢による体の負担が大きいといわれています。

 

栄養バランスがとれた食事を

愛犬を長生きさせる食事で一番大切なのが 栄養バランスの良い食事内容です。タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5大要素を効率よく与えてあげましょう。

 

栄養素それぞれの摂取バランスは、人間とほぼ同じですが、タンパク質を少し増やして脂質を減らしてあげるとベストです。具体的には、タンパク質25%、脂質15%、炭水化物60%が理想的です。

 

普段から総合栄養食と表示されているドッグフードを与えている場合には、栄養バランスがとれていますので深く考える必要はありません。「運動量が多いならタンパク質をプラスする」「関節が弱いならグルコサミンコンドロイチンサプリを」等といった考え方でOKです。

 

ただし、ドッグフードによってはなんだかよくわからない成分が入っているものが多いのも現状です。飼い主さんは、与えているドッグフードにどんなものが入っているのか、その成分はどんな働きがあるのか知っておく必要があります。

 

また、手作りドッグフードの場合には、ドッグフードに比べて栄養バランスを維持するのが難しいという側面があります。毎回しっかりと計算されているのであれば問題ありませんが、一種類でも足りない栄養素がありそれを長く与え続けると犬の健康に影響してしまう可能性もあります。大変ですが飼い主さんは十分注意してあげるようにしてください。

 

フィラリアは予防可能な病気です

犬のフィラリア症とは、フィラリアという寄生虫が蚊を感染経路として犬の心臓に寄生し循環器障害、呼吸障害を起こす病気のことです。主な症状は、咳、息切れ、腹水、むくみなどがあります。

 

咳や息切れは初期症状としてあらわれるものですので、夏の蚊が多い時期に愛犬が咳を繰り返すときはフィラリアを疑ってください。

 

フィラリアの原因を断つのは難しいですが、感染幼虫をもった蚊に刺されても感染しないように予防することは可能ですので、飼い主さんはしっかりと対応してあげてください。今はフィラリアは100%予防できるとまで言われています。もし、犬がフィラリアにかかった場合は飼い主さんの責任と言われても過言ではありません。

 

予防には、注射と投薬があります。どちらにもメリットデメリットありますので、かかりつけの獣医と相談しながら決めていきましょう。なお、蚊取り線香を焚いていても感染幼虫をもっている蚊に刺されてしまったら感染してしまうので完全に予防することはできません。

 

身体をなめる回数が増えたら皮膚病チェック

普段、愛犬が身体をかいたりなめたりすることがあると思いますが、 その回数が増えたとき飼い主さんは注意してあげてください。 見た目は毛におおわれて気づきにくいかもしれませんが、 何らかの皮膚病を起こしているかもしれません。

 

犬の皮膚炎には、細菌性皮膚炎、真菌性皮膚炎、ノミによるかゆみ、 アレルギー性皮膚炎、接触性皮膚炎などたくさんの種類があります。

 

ワンちゃんに皮膚の異常を見つけたら、それ以前に何か環境の変化がなかったか思い出してください。 例えば、アレルギー性皮膚炎ならドッグフード、接触性皮膚炎ならシャンプーを変えたりすることで症状が出ることがあります。

 

真菌性の皮膚炎については、健康な犬の場合発症することは少ないので、普段からビタミンC、オメガ3脂肪酸など免疫力を低下させない食事を与えるようにすると良いでしょう。

 

ワンちゃんに変わった様子がなくても、ブラッシングの際に皮膚病チェックを一緒にしてあげると安心です。