犬にキャットフードを与える飼い主さん、いませんか? 実はこれ、犬の寿命を縮める原因の一つなんです。 特に、犬と猫を一緒に飼っている飼い主さんが やってしまいがちなので該当する方は注意しましょう。
犬にキャットフードはどうしてダメなの?
猫は、犬に比べて消費カロリーが高いため、 1食のカロリーが多くなっています。 そのため、犬がキャットフードを食べ続けると 脂肪がたまり栄養過多になります。
だんだんと太りだすので飼い主さんも気付くと思いますが、 放置すると肝臓病や腎臓病を引き起こします。
また、キャットフードは塩分が高いので、 胃腸や心臓に負担がかかりやすくなります。 心臓病の持病があるワンちゃんは特に気をつけたいですね。
「ビーフジャーキーばかりあげていませんか?」にも書きましたが、 犬は塩分が高い食べ物が好きなのでキャットフードの味を覚えると ドッグフードを食べなくなってしまいます。
「うちのワンコはキャットフードが好きなのね」で終わらせず、 すぐに食べるのをやめさせドッグフードに戻してあげてください。
犬にキャットフードを与えることもある?
食欲不振による体力低下などでどうしても食べさせたいときに キャットフードを食べさせるという方法があります。 病院でもときどき勧められる方法なので量さえ守れば問題はありません。
年を取って嗅覚が弱くなりちょっと食べないだけですぐに体力が落ちる 場合などに効果的です。 また、病み上がりで体力をつけたいのに食事をとらないときなどにもおすすめです。
キャットフードにもカロリー表示があると思いますので、 ワンちゃんに与えるときはカロリーオーバーに注意してくださいね。